● SPA/DAYSPAとは

● SPA/DAYSPAのコンセプトとサービス内容

日本のスパ/デイスパ事情

■未だ国内においてはまだまだ未成熟な分野

日本においてスパはよく「温泉」とも訳されることも多く(実際"〜スパ"と名前をつけている温泉やスーパー銭湯がある)また美容の分野ではエステティックサロンやヘアーサロンでもこのスパとい言う言葉が利用されています。

最近は一部のヘアーサロンやエステティックサロンで「デイスパ」という名称を使っている店舗も少しずつ増えてきました。しかし、ヘアーサロンでは顧客に対しての付加価値サービスとしてエステティックメニューを導入しているところが多いので、それ単独での高い技術を提供できるところは少ないのが現状です。

また、エステティックサロンにおいてもターゲットが女性中心なため性別、年齢と問わず利用できるサロンは非常に少ないのです。あったとしても大手サロンのメンズ版で料金体系などのシステムは女性専用のサロンともほとんど違いはないように思われます。

国内のエステティックサロンやヘアーサロンとの違い

■エステティックとスパの違い

「多くのエステティックサロン」との違いは

エステティックはその行為を意味しスパは施設の総称
女性専用サロンと言う考えは無い
美容メニューだけでは無い
エステティックサロンの「美顔・痩身・脱毛」といった3大サービスカテゴリーとも違う

スパ/デイスパは国内では「エステティック」とも日本語に訳されることがしばしばあります。また理解されることが多いのですが 海外においてエステティックサロンは「Beauty Salon=ビューティーサロン」などと呼ばれています。つまり、スパ/デイスパの店舗・施設内においてサービスの一つとしてエステティックサービスがあるわけです。

日本のエステが「美顔、痩身、脱毛の施術」であるのに対し、米国のDAYSPAでは、同様の施術を通じて目的とするところは、「ウェルネス、癒し、リラクゼーション、寛ぎ、ストレスからの解放、安静、快感、快適性」といった点が主目的です。    

従って、フェイシャルケアやボディーケア、ネイル、ヘアーなどのエステティックメニューに絡めて、アロマテラピー、タラソテラピー、SHIATSUマッサージなどを主体としたリラクゼーション系メニュー内容はコースメニューも大変豊富で20〜50ぐらい有り、各コースごとの料金設定も$80〜120とリーズナブルな価格に設定されています。

当然、日本の大手エステティックサロンで見られるような高額なローン(50〜100万円)を組むコース無いようです。顧客層もセレブリティーからキャリアOL、ビジネスマンなど30代半ばから50代まで老若男女に利用されています。

現在日本においては、米国のDAYSPAライクな都心型デイスパと称して、設備面やインテリアは近似しているサロンはいくつかありますが米国のデイスパやスパと同じコンセプト・サービス内容や料金システム、顧客ターゲットのDAYSPAは無いように思われます。

日本におけるスパビジネスの発展性

■ストレス激化の米国社会と酷似している日本社会

ーストレス激化の米国社会ー    

全米総合でも指折り数える位の存在だったデイ・スパが、10年間という短期間にこのように急激に伸びた理由として、

●21世紀に向かって米国社会が加速度的にストレスに満ちたものになっている現実   

 ・不況による仕事からくるストレス   

 ・生活水準維持のためによる家庭経済からのストレス    

 ・女性の社会的地位向上からくるストレス これらストレスフルな社会環境からく心と体のストレスケアが
  必要になってきた。

●永遠に若く美しくと願うベビーブーマーたちの若返りニーズが高まっている   

 ・1946年から1964年生まれのベビーブーマーたちが老いに対しての不安「いつまでも 若くパワフルであ
   りたい」という願望。    

 ・現実は、ストレスによって老化現象や健康障害を引き起こしている。

●美しさを肉体と精神の健康を象徴する考えの普及  

  ・美しさとは健やかな肉体と精神に宿るといった考え方の普及

まさに、経済、政治などのシステムなどを見ても米国と非常に近い社会背景からもストレスフルな社会環境が広がる可能性が高いでしょう。

■激増するリラクゼーション施設

女性誌でも最近特に見かけることが多くなった「癒し」「リラクゼーション」特集記事。また男性誌でも「隠れ家」「OFF」などの言葉も多くなってきました。街中はまさにマッサージ天国です。関西を中心として流行しているクイックマッサージも東京を始め地方都市へもかなりの勢いでその施設が増えています。

女性においてもキレイになるためにも身体の内側から、つまり健全な精神があってこそ外面も磨かれることへの気付きが見られます。そして何よりも今、必要なのが職場環境からくる複雑な人間関係などのストレスケアなのでしょう。

男性においても同様。リストラ、会社更生などいつ自分の身に降りかかってくるであろうストレスを感じて肩こり、腰痛など身体にその影響が出でいます。忙しいビジネスマンは短い時間でそのケアをする場所としてクイックマッサージなどを選んでいるのです。

また、男性の美容を考えた場合でも、「美」という捕らえたかではなく、ストレスケアや清潔感のある身だしなみを整えるための努力を惜しまない人も増えてきました。また海外旅行などで女性と一緒にスパの体験をして純粋にその良さを理解された方も多いはずです。

■日本におけるスパの方向性

今後国内においては、海外基準のプログラムを備えたスパはスローペースながらアッパーミドルをターゲットとして確実に増えてくるでしょう。海外スパとの提携スパ、化粧品メーカープロデュースのスパ、リゾートホテル型のアミューズメント性が高いスパ、エステティックなどの美容業界などのビューティーコンプレックス型スパ、IT・飲食企業などからの新規参入型スパなど、ニーズとその将来有望な事業として確実に欧米並みのソフトが充実したスパが増えてきます。

 

 

 
 
         
 
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